20日の全国知事会議で、各知事から「ロックダウン的措置が必要」との発言が相次いだと報道されていた。一方菅総理は、ロックダウンは外国の例から効果のないことは明らかだと発言。だが人流を抑えるのが最優先とも言っている。
しかしこの発言は矛盾している。人流を抑える1番の手段がロックダウンなのだ。このような矛盾が人々の信頼を失い、緊急事態を延長しても効果が表れない原因であろう。
人流を抑えたいのなら、ロックダウン的措置をすぐにとるべきだと思う。
去年の第1波の時は緊急事態宣言にみんながビックリしてロックダウンと同じ効果があり人出はなくなって感染者が減少してきたのだが、少し効果が出たところでGoToキャンペーンを実施したために第2波に襲われてしまった。その後もオリンピックのために早めに解除して失敗している。コロナ対策の結果の検証もせずに何度も緊急事態を宣言する菅政権は全く学習能力がない。
こんなことはテレビの報道番組を見ていれば誰でも分かることなのに、首相周辺の人は忙しくてテレビを見る暇は無いのであろう。
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